忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

論理と印象の違いが分からない人。

話をしていると、たまに論理が通じない人がいます。

このタイプはよくいて、論理と印象の区別ができないのが特徴です。

たとえば、「お前は失礼だ」は、自分が相手に抱いた印象の話です。

一方で、「あなたの話は日本語がおかしく、分かりづらいです」は、論理と事実の話です。

というのも、「相手の日本語がおかしい」→「てにをはや文法がおかしい」ということを証明すれば、これは印象ではなく客観的な事実の話になります。

つまり、論理的な話になるのですが、どうもこの違いがわからない人が世の中に多くいます

仮にこの話にケチを付けて、「失礼だ」などと叫びまわったとして、「別に失礼でもなんでもなく、単に事実を指摘した」というだけの話になるのです。

さらに、逆にも言えて、これにケチをつけてきた方の人が「失礼」と言い切れるわけです。

ということで、みなさんもどちらの話をしているのかにはよく気をつけましょう

国語でも「事実と主観は分けろ」は、一番はじめに意識することなのですが、どうも基本的なことがわからない人が、最近やたらに増えている…。

というよりは、そういう隠されていた事実が、SNSで発覚してしまう時代になったという感じです。