犯罪統計を見れば、犯罪総数は明らかに下がっているので、治安は良くなっています。
なのに、「日本は治安が悪くなっている」というデタラメを言っている人が増えているのが不思議です。
「体感治安」なる謎用語も言われていますが、例えば首都圏の体感治安は私の観察する範囲でも、非常に良くなっています。
では、なぜこういう「不安論」が出てしまうのか。
それは、「新種の犯罪が出てきた」ということになるのでしょう。
例えば、「闇バイト」はたしかに今までだと少し考えづらい犯罪です。
いわゆる「頭脳」にあたる部分の指示役がいて、SNSで募集を飛ばして「使い捨て」の請負をリモートで探すというやり方です。
それから、「ナイフなどの凶器での切りつけ」は、SNSなどで対人殺傷ではナイフが非常に有効という情報が、拡散されて認知されたのが原因でしょう。
※私は格闘技経験があるので、当然こんな事実はSNS以前から知っていましたが…。
さて、これらは「犯罪手口が従来の日本型と違い国際化している」ということで、新種の犯罪と言えるでしょう。
もちろん、私はネットの仕組みに詳しいので、「こういう犯罪がいまさら出てきたのか」「時間の問題にしては、ずいぶん遅かったな」という感じです。
今後は、当然のように金持ちや富裕層、成功者など影響力のある人達が、真っ先に標的にされていくでしょう。
なぜなら、犯罪をやる側も、賢い人が巧妙に手口を考え、多くの人を利用して、被害を拡散していくというかたちになるからです。
そして、これが経済格差が原因で生じているのは間違いない事実です。
※まあ、当然起きるべくして起きていることであり、とくに私はなんとも思わないのですが…。
当面は、金持ちや影響力のある人たちで、日頃から多くの人に恨みを買うような言動をしている人は、なにかの弾みであっさりヤラれたりする可能性が高いです。
注意したほうが良いのではないでしょうか。
SNSであれこれやってると、突然ある日に襲われたりするかも知れません。
総理大臣も襲撃される時代ですので。