デブはなぜデブなのか考えたことがありますか?
答えは食べ過ぎによるオーバーカロリーです。
必要カロリー量以上に摂取しているので痩せません。
しかし、デブは「自分はあまりたくさん食事をしていない」と思いこんでいます。
つまり、数値や論理ではなく感覚で判断してしまうので、「ダイエットしている」と自分で思い込みながらも、自己判断で過食を加速させていきます。
「デブは永久に太り続けてしまう」のです。
私はこれを、「デブのダイエット」と呼んでいます。
実は、日本の少子化対策にも同じことが言えます。
たとえば、日本人は結婚やパートナーの年齢にこだわりすぎます。
また、他人の年齢や恋愛事情にいくら口を出してもいいと思いこんでいます。
「良い歳した人があんな子どもみたいなやつと付き合ってキモい」とか、犯罪でも何でもないのに人前で平気で言ったりします。
また、その流れのせいか、昨今では不同意性交罪なるものも成立してしまいました。
これは、性交同意年齢を16歳に引き上げるだけではなく、13歳から16歳までは5歳差の性交について罪を問わないというとんでもない法律です。
また、性行為について細かく8項目の同意を得なければならないという法律です。
私はこの法律は今すぐに撤回すべきだと、強く主張します。
なぜなら、この法律そのものが、日本政府が「この年齢の間だけでパートナーを作ったり、この間でだけ子作りをすべき」「こういう条件で子どもを産む機会を設けるのは許されない」などと、日本国民に性に関する価値基準や行動に対して、事実上大きな枷をはめていることを意味するからです。
一人っ子政策で出産コントロールした隣の某共産主義国家と、やっていることは本質的に何らかわりありません。
つまり、これでは少子化が解決することは永久にありえません。
少子化を本気で解決したいなら以下のことを鉄則にする必要があります。
・未婚の人たちに手厚い補助を出すこと
・性的関係、性行為や婚姻関係にかんして、年齢的などをはじめとした諸条件をただちに緩和すること
・世間が従来のかたちでない恋愛や婚姻について認めること、良い評価をすること
これ以外にありえません。
歳の差婚だったりを「多様な恋愛」というかたちで許さない社会や世間があるからこそ、不倫や大した被害のない性犯罪が、炎上不可避の大問題として取り上げられてしまいます。
これは、日本の少子化が加速している何よりの証拠なのです。
つまり、現実に自分たちが何を目指していて、そのために何をすべきかが真逆なので、「デブのダイエット」と同じ構造だなと思います。