忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

社会はAIではなく人間が決める。

人間はAIと同じでアルゴリズムで動いているという論調が流行りです。

しかし、こういう人は頭が回るでしょうが、人間を甘く見すぎているのでそこそこ頭が良いという程度です。

私はめちゃくちゃ頭が良いので、すぐに間違いと分かるのです。

これは、なぜ国家が歴史を超えて成立してきたのかなどということまで考えれば、簡単に分かる話です。

また、現代で、たかだかネットチンピラレベルの暴露系配信者ごときで、これだけ世の中が大騒ぎになっていることが理解できていないのです。

クリエイティブ業がAIで代替されると思いこんでいる頭の悪い人も、このタイプに入ります。

たとえば、人が頭がきたら人をブン殴るのを「アルゴリズムで反応している」と分析するのは行動経済学という分野ですが、これはすでに間違いの分野だと証明されています。

要するに、機械化のためには、数学など論理思考の前提概念になる「みんな同じだ」という前提を使う必要があるのですが、実際にはひとりひとり違うからです。

「腹が立ったら人をブン殴る」というのは、現実にそういう文化圏に生まれ育っていれば、至極当たり前と言えます。

「自分の頭で考える習慣がないと、環境によるアルゴリズムで反応しがち」とは言えますが、頭のよしあしに関わらず、100人いたら100人ともそう反応するわけではないのです。

こういう人は、その場の局面しか見れない小賢く中途半端な人に多いでしょう。

聞きかじって騙されてそうなのですが、ちゃんと調べていくとウソの主張なのがわかります

 

※ちなみに、数学ではフェルマーの最終定理を証明する際に、「みんな同じ」と言う前提を壊すことで証明に至ったのです。

つまり、論理的思考は「みんな同じではない」という前提が必要になる時代にようやく入りました。

今後は、そういう時代に入ります。