心技体ではなく、体技心。
「心技体」とはよく言われますが、私の経験からこれは明らかな間違いです。
実は、「体技心」です。
まず、身体です。
次に、技術。
最後に心、つまり観察能力や洞察力、自信などが付していきます。
しかし、日本人は、心が1番、技術は二番、身体についてはまあ…と考えがちです。
「心技体」は、言葉が悪いです。
身体=フィジカルの重要性。
スポーツでも、昨今の競技はまずフィジカルです。
フィジカルが無いのに、競技で勝つなど不可能に近いです。
フィジカルとは、筋肉だけでなく、身体全体のパワーです。
甲子園優勝した慶應高校も、1日2時間練習と言われていますが、みんな身体が分厚かったといいます。
ヒョロヒョロでは勝ちようがありません。
これはスポーツに限らず、勉強芸術など他のジャンルでもまったく同じことです。
男女差別ではないですが、多くの場合、仕事で男性が女性より圧倒的に優秀なのは、身体が強いからです。
これは、生理の問題を薬品などでクリアした程度で、変わることがありません(今のご時世、こういう話は反発を受けそうですが、しかし紛れもない事実です。)
とにかく、技術を身に着けたくば、まずしっかりした身体を作ることです。
効率の良い身体の使い方、しっかりとした休息が大切です。