忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

自分のパターンに固執すると上手くならない。

人は自分のパターンに気づかない

人は自分の認識や行動パターンに、なかなか気がつかないものです。

たとえば、どんな話もすぐ人生論や陰謀論に繋げたがる人がいます。

「〇〇をすることこそ人生」「〇〇はユダヤの陰謀」…みたいな人です。

しかし、すぐにこの調子の人は、まるで話に説得力がありません。

すごい一生懸命に話したり書いていたとしても、どこか話がバイアスだらけで非論理的でおかしかったり、そもそもの日本語文章がおかしかったりします。

また、すぐに自分にだけ都合の良いことばかり言う人もいます。

しかし、反応がないだけに、他の人は思った以上にしっかり見ています。

気がつくと、おかしなポエムばかり言っている人とか、「ああ、またこいつこのパターンね」と愛想を尽かされてしまうのです。

これが加速すると、非関係者や関係薄い人にひたすら絡みつくウザいだけの目障りなやつに成り下がります。

構ってもらえているので、気に入られていると思いこむのですが、大きな間違いです。

恐らく、大半の人に「こいつ面倒くさいやつだな…」と思われてしまっています。

これは、仕事でも絵でも同じですが、自分の思考パターンに案外気付かないものです。

客観視するためには、自分の過去ログを定期的に振り返って、「このとき、自分は何を考えて、なぜこういう行動をしたのか」の振り返りが必要ですが、案外これをやっている人はいないなと思います。

画力を上げるにも、「記録を取って振り返りをする」を繰り返すことが近道です。