忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

本の内容と価格の話。

本の売れ行きを自慢する頭の悪い人

本が売れていることを自慢する人がいますが、実は頭悪いです。

これは、書籍と売れ方の構造を知っているとわかります。

たとえば、内容の偏差値が、40、50、60、70の4冊の本があるとします。

これらの売れ方は、とても売れる、売れる、あまり売れない、殆ど売れないになります。

なので、価格の設定は、500円、1000円、2000円、5000円となります。

要するに、反比例にしないと印刷コストなど回収が難しくなるからです。

なぜかというと、難しい本ほど読む人が脱落するので、必然的に商品価値を感じづらく売れ方が減ります。

よく大学の書籍が5000円とかするのは、売れないからですが、裏を返すとちゃんとした内容の話が書かれているわけです(そうではないものの稀にありますが)。

高尚そうに感じる場合は、あなたが単に頭が悪いだけですので、ここは注意しましょう。

 

バカ向けの本の普及

最近の世の中、あまりにバカに合わせすぎていると感じます。

SNSでやたらしょうもない話が流行るのも、世の中が偏差値の低いバカに合わせすぎだからです。

いくらネットで頭の悪い人たちが話をしても、残念ながら意味がないです。

面白いというのは意味が2種類あります。

インタレスティング=機知に富む、もしくはファニー=面白おかしいです。

いまは、割と前者が減って、後者が面白いの意味になっています。

ファニーの話ばかりをしていても、先がなく意味がないのです。(私は嫌いじゃないですが)

名刺代わりに作られた自己啓発本とかは、インタレスティングに見せかけたファニーの本で、数年後には中古市場に溢れかえって100円になっているのです。

 

5000円の書籍は絵描きのiPadと同じ。

別に学術界をかばう気はないですが「5000円がバカバカしい」というのなら、絵描きがよく愛用しているiPadも「10万円以上してバカバカしい」わけです。

何がバカバカしいかは人によるので、軽薄に言う人ほどバカバカしいということです。

まあ、ネットやSNSで軽薄な言動をしている人は、いきなり誰かに殴られないように注意してください。

近頃は物騒です。

私は強いから別に誰が来ようと構わないのですが、そういう自信がない人はネットで大口叩いていると、後でえらい目を見るかも知れませんよ。