理系の悪いところ
1.通らない理屈を「相手がわからないから」で相手のせいにして通す
2.徹頭徹尾見下す
3.そして結局屁理屈
そして、世間はこれをコミュ障と呼びます。
世間には、一般的な理系の男性をなじる言葉として「チー牛」「陰キャ」といった悪口があります。
これは確かに差別的で侮蔑的な用語ですが、主にこんな感じの見てくれのやつらに偉そうに見下された経験から、嫌悪感を抱いた多くの人々の恨みが生み出した表象なのかも知れません。
たとえば、文系をバカにする理系なんかも典型ですが、×をつけられた方は会話に参加することも出来ず、ひたすら比較対象のサンドバッグとして見下されます。
文系側にも言いたいことの一つも出てくるでしょうが、そこを話させないで封殺することが十八番になっている理系の人はかなり多いです。
匿名掲示板やSNSのレスバで屁理屈こねてるのは、だいたいこういう連中だと、確認しないでもおよそ想像がつきます。
自分の世界観でゴリ押しするな
「自分の中では間違っていない、だから正しい」というのが理系の論法です。
つまり、このタイプは「自分の中では」間違っていません。
彼らの頭の中を書き出すと、だいたいこんな感じです。
- 自分自身の頭の世界の中では、自分の発言は何も間違ってない。
- それどころか、自分が他人に対して失礼な所なんて1ミリも無い。
- むしろ、他人こそが説明不足で理不尽で失礼極まりない。
- 要は、自分以外のすべての他人が自分に対して礼を失している。
- そもそも、自分は謙虚に正しいことしかしてないし、言ってない 。
- なぜ、周りが自分のことをいちいち失礼だとか、間違っているだとか言うのか!!
- そもそも、自分以外の他人はバカだから、それで理解出来ないんじゃないの?
つまり、「他者には他者で他者の価値観がある」という概念が、彼らの頭の中には存在していません。
たとえば、仕事論とかでも「他者に対してサービスをするという、他人ありきで考えるべき」という考えを持っている人がいたとしたら、それ以外のことを他人が言うと「それは間違っている」と屁理屈をこねます。
また、いま話題の例の知事も理論経済専門らしいので実質理系です。
「自分以外のサービス提供者はランクが低くて、自分こそが真っ当なサービス提供者だ」という姿勢を崩しませんでしたから、失脚という結果になりました。
「Bを腐してAを立てるな」と言われていますし、これも当然ですが、もっと根深いところに原因があります。
理系が注意したほうが良いこと
私も理系でした(大学の専攻も実質理系)ので、この手の考え方はよく理解しているつもりです。
「論理的で怖い」というより、「自分の感情に過ぎないものにも、いちいち屁理屈つけて、コミュニケーションのエンドポイント間違える」から「怖い」「キモい」ということを多くの人は感じます。
例の知事だって、言いたいことを言うのに「他の業種が…」とか、いっさい言う必要はないはずですが、言ってしまっているのはなぜか。
- 俺は偉いんだから、他人は言うことを聞く役割だ。
- 俺の言うことが正しいのに、お前らはなぜ聞けないんだ。
こういう感情が、理屈の端々に漏れてしまったわけですね。
理屈に感情を混ぜてしまうタイプは、世の中には意外に多いです。
理屈はあくまで理屈、論理はあくまで論理であり、完璧なものでもなんでもありません。
条件が一つ違えばまったく答えが異なるというのを、数学Ⅰ(命題と証明)で学んでいるはず。
証明内容よりも条件をしっかり確認します。
知事の発言は自身のプライドを優先し、県民のことを二の次にしています