忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

保守と革新の本当の違い。

日露戦争以前の日本」が右、「以降の日本」が左の理想

右寄り保守は真っ当な理由~大国である日本を護持せよ!!

自民党をはじめとした右寄りの保守勢力は、明治維新日露戦争以前の日本、あるいは徳川家康の時代からしばらくの時期を見習っています。

日英同盟を基軸にした、英米同盟系の帝国国家としての日本。

例えば、英国の武器商人から武器を提供してもらったのが徳川家康です。

ゆえに、関ヶ原以降の「強くなった日本」を保守するのが右です。

そして、もちろんそれ以前、白村江の戦いから豊臣秀吉朝鮮出兵まで、日本が朝鮮に攻め入ったものの敗退していた、事実上では中国にも負けていたという歴史があります。

その悲願を達成するために、家康がそうしたというのは言うまでもありません。

有史以来、中国は強大な外敵であり、朝貢などで重税を課されていた、ゆえに中国には抵抗せねばならないというのが右の思想です。

これは事実認識としても非常に的を射ています。

 

左寄りが革新…ではなく全然ダメな理由~日本の江戸化を主張するバカタレども

対して、左寄りの勢力は、日露戦争以降~太平洋戦争期の日本、あるいは徳川幕府中期から末期の時代の見習いをしようという勢力です。

つまり、日本が日露戦争から太平洋戦争にかけて、勝てるはずのないアメリカに喧嘩を売って負けてしまった、方針を間違えてしまった時期の日本。

あるいは、江戸期に飢餓が止まらず餓死者を大量に出して貧困にあえいだ人が大量に出ていた時期の江戸中期から末期の日本。

これを理想とするのが左です。

彼らの言う『江戸時代に戻そう』は、貧困者が大量に出ることにより自分たちの利権が拡大できるという魂胆です。

こういう連中は自分たちのことを保守とか言っていますが、実は保守でも何でもありません。

彼らは中国の属国になろう、米国と中国の二重支配を受け入れて自分がその仲介代理人になろうと考えている連中です。

「アジアで仲良く団結しよう」という構想があったとおりです。

これは理想としては良いでしょうが、やはり歴史としては無理があります。

田中角栄がなぜ失脚したのか。

彼の活躍は、バックに朝鮮系の資金があったからでしょうが、やはり現実認識が甘かった。

しょせんは小卒というわけでした。

こんなことをしていれば、あっという間に日本は中国の属国になるだけです。

中国は、日本のことを対等に見る気がまったくないからです。

そして、いまの左寄りの人は自分が利権がほしいだけの分際ばかりですから、現実的な解決策をまったく提示できないでいます。

なので、日本政府破壊論で、中国支持になるんですよね。

 

この違いは、歴史をちゃんと知らないと理解できないですよ。

 

参考記事

ninjya-ninnin.hatenablog.com