忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

面白さとは。

「非常識」=「面白い」ではない!!

世の中には、非常識だと面白いと勘違いしている人がたくさんいます。

非常識であればあるほど、人気が出ると勘違いしてしまった哀れな迷惑系ユーチューバーとかがその代表です。

彼らは、非常に不愉快な存在です。

一方で、世間で面白いとされているお笑い芸人は、実は「常識人」ばかりです。

常識を分かっているからこそ、面白さが作れるのです。

では、いったい人は何を面白いと感じるかという話です。

 

面白い=「退屈」と「不愉快」の間

人間は退屈な日常に飽きているわけですが、かといって不愉快なものは嫌です。

実は面白さとは、不愉快と退屈の間にある「ちょうどいいゾーン」が存在しており、そこのことを言います。

図解するとこんな感じです。

不愉快[非常識]>>>>>>>>面白い>>>>>>>>>退屈[常識]

この「ちょうどいいゾーン」を狙って表現できるのが、面白いお笑い芸人だったり、面白いクリエイター、コンテンツというわけです。

常識から「少しだけ」外れるからこそ、笑いがどっと起きるのです。

ということは、「世間の常識」「世間が何に価値をおいているか」をまず理解していなければ、絶対にヒット作品は生み出せないということになります。

「常識はクソ喰らえ」系では、ヒット作を産むのはほぼ不可能だと思ってください。

「常識」を知ってこそ、面白いクリエイターたりえるのです。

 

例 学歴エンタテイメント

www.youtube.com

東大医学部が学歴をバカにしたり、大谷翔平が世界の野球選手をバカにしていたら、それこそガチ感が出て不愉快というか非常識。

かといって、「いい歳こいて学歴ネタを一切出すな!!」という社会は退屈と言うか窮屈すぎます。