忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

絵の違和感と戦ってはいけない。

絵の違和感と戦ってはいけません。

違和感と戦うという人は、違和感を悪いもの、対峙して退治すべきものというように捉えています。

しかし、そもそも違和感を感じているのは自分自身に他ならないわけです。

つまり、絵の違和感を感じさせてくれるのも、自分自身の行動の結果なのです。

ということで、私は違和感を感じたら「良い成長のチャンスだ」と捉えています。

つまり、スーパーマリオで言う「コイン取り放題タイム」の到来です。

違和感を感じたという事実は、自分の脳や身体が伸びしろを自分自身に示しているからです。

なので、違和感を感じたら、私はその違和感とは戦わずに「その違和感は何なんだろう」という感じでワクワクしながら訪ねていきます。

私は、むしろ違和感と調和することで進化をしていくタイプなのです。

これは格闘技や武道などの経験者は、強くなるためのトレーニングを重ねた経験がありますので、実は当たり前の感覚なのです。

格闘家はよく「良い練習でした」「追い込んでくれてありがとう」「ボコボコにされた。まだまだ強くなれる」という言葉を使います。

ボコボコにされて、ウズウズしている。

つまり、ドラゴンボール孫悟空のように、「強いやつを見るとワクワクする」という感覚が、格闘技ではとても当たり前のことなのです。

しかし、この言葉の意味は、実に分からない人多いと思います。

普通の人たちには、とても難しい感覚です。

ということで、違和感と戦うとどんどん視野が狭くなり、成長スピードもチャンスも逃しますので、くれぐれも注意してください。

言葉の綾のように思われる人もいるでしょうが、意外にこういった細かい考え方や言葉の使い方が、結果に劇的な差を生み出すのです。