忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

結果を出さないと意味がない。

番組の企画として、芸能人が大学受験する話が噂になります。

本業の傍ら、時間を縫いながらも大人になって受験勉強するのは偉いという話でしょう。

それ自体はそう思います。

しかし、私がいつも気になるのは、結果についてあまり言及がないことです。

たとえば、スポーツなら負けたらけちょんけちょんにファンから罵られます。

勝負すると公言した以上、結果の責任は問われるべきでしょう。

また、このような調子なので、本当に進路として真剣である受験生からすると「ふざけているのか」という心境になります。

某女優も、早稲田を受けると言った割には、センターたった3教科で点数が満点のうち半分にも届かない有様です。

2100時間勉強したそうですが、上位を受けるならそんなの当たり前の話です。

ほぼすべての資格試験より、投入時間は多くなるのが上位校ですし、だからこそ学歴は社会で圧倒的な意味を持つのです。

東大に3ヶ月で受かるみたいな企画で盛り上がったくせに、センターの足切りラインにも届かないような結果でお茶を濁して終わり、みたいなのは良くないと思うのです。

だからと言って、非難するのも違いますが、結果は結果として真剣に受け止めることは必要に思います。

確かに大変でしょうが、一方で「勉強している自分に酔ってて甘いな」という感想しか湧かないのも事実なのです。

やはり、結果が出るまで取り組んでこそだと思います。