忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

騙される人は騙すから味方に置くべからず

相手の意図を見抜けない人は近くに置かないほうが良い

生成AI問題について、多くの人が技術論の問題だと騙されています。

こういう人たちについて、私は近くに置かないほうが良いと思います。

生成AI問題はそもそも技術論ではなく、企業経営論としてのコストカット正当化がその本質です。

企業側の本音は「クリエイターを搾取してもっと金を儲けよう!!コストカットでボロ儲け!」なのですが、そう公言すると多方面でひんしゅくを買ってしまうので、企業は表向きには「生成AIはクリエイターのためのツールだぞ!!乗り遅れるな!!」みたいに宣伝します

そして、案の定まんまと乗せられて、「未来を観たい!!」「やる気のないやつはやめてしまえ!!」などと言ってしまう人たちが出てきました

こういう人たちを近くに置いてしまえば、巻き添えを喰ったり思わぬ方向に誘導されてしまいます。

つまり、仮に「悪意なき」生成AI支持派だったとしても、企業側の論理にまんまと騙されてしまったわけです。

今回の件ではっきりしたこととして、相手の言葉の意図を見抜けないタイプの人が騙されやすく、まんまと印象操作されてしまい、操り人形のようにいつの間にか騙す側に寝返った人がたくさんいるというわけです。

 

※こういう意図を見抜くことを「機微を捉える」などと言いますが、機微が察知できないのはよくないです。

 

周りが(仲間が)賛成しているから自分も賛成してしまう日和見主義者

日本では、「周りがそうしているから自分もそうしなければならない」と考える人たちがマジョリティです。

たとえば、「倫理や道徳が」といった思想信条によるような発想はゼロで、たんに「自分が多数派か少数派か」「普通か普通じゃないか」「損か得か」だけで考える人たちです。

「日本の多数派なら、それを支持する」というタイプの人たちもたくさんいます。

日本では、こういう人たちが圧倒的に大多数です。

だからこそ、騙されやすいわけです。

また、さらに厄介なケースとして、その人と仲良くなるのが目的で、そいつの意見表明にあえて同意を装って乗っかる連中もたくさんいます

これも同様です。

企業側の戦略としては、「生成AIはマジョリティ側だ」と宣伝すれば、まんまと引っかかってしまうような人たちですから、SNSで喧しく広告すればいいだけです。

しかし、調べてみれば、海外では相当深刻な問題になっていることに気づきます。

※少数派が必ずしも正しいというわけではないので注意

 

無能な味方は敵より厄介

残念ながら、今回の件でクリエイター側にちゃんと立たないといけない人たちが、企業側の論理にまんまと飲まれてしまうような人たちについて、無能と言わざるをえません。

とくに肩書があったり知名度がある人で、そういうムーブをしてしまう人たちは、自分のことを優秀だと思いこんでいる傾向があるため、非常に厄介です。

無能な味方は敵より厄介です。

この生成AIの件に限らず、こういう騙され方をしてしまうタイプの人は、他の件でも同様の判断を繰り返す傾向があるので、味方に置かないほうが良いと思います。

というのも、デマをやたらに撒き散らすのも、この手のタイプだからです。

個人的には、きちんと敵に回して処理するほうがマシでしょう。

 

news.yahoo.co.jp

少なくとも間違っていたら謝るべきで、なぜ謝るべきかと言うと、外から見てどちらの立場かがわからないからです。