賛同の多い意見が良いわけではない
SNSで人気が出る話題は決まっていて、たとえば「弱者は助けたい見た目をしていない」などです。
「助けたいから助ける」のではなく、「助けるべきだから助ける」です。
なにかにつけて、感情を理由にしたがる人が多いですが、例えば掃除業をやりたくてやっている人なんて1人もいません。
「やりたいからやる」ということで、社会はまったく動きません。
このように、「真理っぽく聞こえるが中身が何も無い話」が、SNSでやたらに流通しています。
こうした話をベースに物事を理解をしていると、あっという間にSNSで認知が歪みます。
学歴は高いほど有利
現実社会では、学歴が高いほど色んな場面で有利です。
学歴が高いということは、基礎スペックが高いのと、さらにそのスペックを自分で上げる努力ができるのですから、低学歴を採用する理由がありません。
学歴差別と言われますが、大抵の場合で差別ではなく区別です。
つまり、それだけ理不尽を感じている人が多いからこそ、その区別を差別だと言えば、気持ちが広がるわけです。
このように、区別を差別と言ったり、差別を区別ということで人を煽るのはマーケティングでよくある手法です。
現実社会では、「学歴があるからこの人の話を聞く」みたいなことは無意識に行われているので、いちいち話題に上がることもありません。
企業採用からはじまり、経営者界隈でも、高学歴が多いのは事実です。
本当に口が悪い人なら「良いことがない」と知っている
SNSでは「毒舌キャラ」のように、ズケズケと物を言う人がもてはやされがちです。
しかし、そう言われている人たちのほとんどが、実際にはズケズケと言っているのではなく、単に「嫌味に聞こえる話をしている」だけです。
「嫌味マーケティング」とでも言えばいいのでしょうが、要は例の毛穴広告とかと同じです。
普段、みんなが気にしてもないし、気にしても仕方ないようなことをわざわざ取り沙汰して、多くの人の気を引いて、気にさせる商法です。
人気が出ていると言うより、意味もなく不快な話をしているといったほうが良いでしょう。
「〇〇が上手くない人の特徴!!」みたいな話は、実際に調査して確認したわけでもないただの妄想話である場合がほとんどです。
つまり、毒舌っぽく聞こえますが、中身のない妄想なので、意味がありません。
一方、本当に毒舌な私のような人間は、KOパンチのように相手に適切なタイミングで瞬時に本質を突きます。
私は対面でも相手が嫌がるかを気にしないタイプなので、周囲によく嫌われました。
そういう経験を昔からしてきたので、よく気を遣うようにしているのですが、それでもつい言ってしまって顰蹙を買い、ひどいことになったこともあります。
つまり、本当に毒舌だと、かえって礼儀正しさだったり、越えてはいけないボーダーというのを、しっかりと理解しているケースが多いわけです。
つまり、ネット上で口が悪い人というのはニセモノです。
捏造した毒舌キャラというだけなので、そりゃ面白い人のわけがありません。
毒舌でもないのに、ネットでウソつくと火傷するのでやめたほうが賢明です。
毒舌は才能なので、才能がない人がサイコパスぶっても、まったく面白くないんですよね。
努力でどうにかなるものではありません。