クリエイター・作家は神事を行う人、芸人は河原乞食
クリエイター・作家は神事を行う人、芸人は河原乞食
歴史を知らないバカが増えているので、私が替わりに説明しておきますが、いまのお笑い芸人というのは、いわゆる見世物芸をして銭をせびる「河原乞食」と呼ばれた存在です。
一方、絵描きや音楽家などクリエイター・作家といった人たちは、神前で神事を行う人たちとして、民草からは一目置かれ崇められました。
「御霊卸し」「神降ろし」など呼ばれるような神事を行う人と「河原乞食」では、ジャンルどころか身分がまったく違います。
歴史を知らないバカが増えている
「同じ芸だから芸人だ(アウトローだ)」みたいな、クソを味噌と同じにした訳のわからないことを言い出す人たちが湧いているみたい(知ったかぶりの低偏差値の底が抜けたバカに多い)ですが、歴史をまったく知らないのでしょう。
これは非常に学力が低い証であり、非常に呆れつつも驚くばかりで絶句ものですが、歴史を知らないとそういう間違った解釈をしてしまいます。
歴史を知らないと言葉遊びに淫してしまうようですが、歴史の教科書でも見ればいいです。
昨今のSNSには「SF小説に書かれている内容は現実に起きたこと」と思い込むレベルのバカが増えているので不思議でもないのですが、まったく筋が外れており見当違いで、みっともなさ過ぎるということです。
教養のない芸人が増えているのは歴史を知らないから
昨今の芸人はふたたび被差別民へと成り下がりたいのかと、疑ってしまう言動が多いです。
これは歴史を知らない芸人が増えいているからでしょう。
そもそも、昭和の頃は芸事というのは高学歴の人がやるものでした。
歴史観がないと、ものごとの真相を見誤ります。
たとえば、江戸は間違った身分差別があった時代であり、ルーツである室町時代やそれ以前の歴史を知っていれば、まったく違うことが理解できます。
そもそも日本という国家は天皇陛下が君主であるわけです。
将軍風情が威張っていたような江戸時代というのは、ある意味では間違えていた時代と言えますし、事実としても江戸時代が長引くことで日本は近代化から遅れを取ったとも言えます。