例の事件について、「ローンウルフ型の犯罪」とマスコミでは報道されています。
しかし、私はローンウルフこそ世の中の指針になる存在と考えています。
「群れているからこそ、善悪理非を見失う悪人になっていくんだな」と言う感想です。
つまり、推奨するのは(テロリストなどでなくて)「善きローンウルフ」ということです。
SNSでは最近、暴露ネタが流行っています。
「たしかにな」と思う面もあるものの、結局のところ彼らがやりたいのは、群れて特定の個人を叩きたいということであり、それはいじめと同じです。
いじめというのは、自分をごまかすことから始まります。
自分をごまかしている人は、他人にもごまかしを強要するようになります。
ごまかしている人同士で、波長が合ってしまうのです。
これでは、いつまで経ってもいじめはなくなりません。
私は、このしょうもない世間の風潮から脱却するべく、「ローンウルフになること」をあえて推奨しています。
「いじめは良くないけど、喧嘩はすべき」というのも、納得がいかないならたった一人でも、とことん喰らいつけという話でもあります。
正直、こういう人が増えないと、いつまでも他人の意見に右往左往されてしまう、「芯のない信用ならぬ風見鶏」になってしまいます。
しっかりと、間違いにはNOを言うような一人で決める大人になる習慣を、きちんと身に着けてみましょう。