SNSは政治的正しさや民主主義を破壊する装置
最近、トランプ襲撃事件がありましたが、多くの者がなぜ彼が襲われたのか理解できていません。
トランプは10年前にSNSで熱狂的な人気になりましたが、SNSから出てきた熱狂的な信者を中心とした陰謀論者を無数に増やし、統制が効かず、議事堂襲撃など散々な結果で終わりました。
襲撃犯は20歳だったそうですが、これだけ若い人が大統領暗殺に乗り出すということは、アメリカという国が現在どういう状況かを、もっと冷静に考えるべきです。
トランプ氏のキャラは好きですが、だからといって、SNSで主導される政治を肯定できません。
「面白くないから叩くべきやつを探し出して叩こう」というSNS的な態度こそ、最も忌むべきであり、人々から迫害され差別されるべきものです。
むしろ、SNSは政治的正しさや民主主義を破壊する装置です。
ウクライナ割譲というとんでもない提案
トランプ氏は、さっそくウクライナをロシアに割譲せよといい始めました。
さっそくロシアの肩を持ち始めましたが、これはとんでもないことです。
今までの日本やEUを含めたウクライナへの支援をなきものにしようという発言ですから、これは到底容認されるべきものではありません。
歴史的認識や正当性に欠けたとんでもない発言ばかりですから、おそらく近いうちに失脚するでしょう。
白人社会が失脚し、中国やイスラム圏が台頭する日もそう遠くないかもしれません。
歴史的には四大文明といって、古代からそういう場所のほうが強かったわけですが、それが日本にとっていいかどうかはまた別問題です。
権力者が自ら「暴力反対」というなら、いつでも市民に糾弾されるべき
もし、権力者が自ら「暴力反対」というのなら、市民は権力者を引き落とし、権力を奪う行為はつねに正当化されるべきです。
暴力反対というべきは、市民の側であって、権力者が言うことではありません。
自分たちがばかりが権利を得ておきながら、「君たちと同じ人間なんだよ」と嘯いているようなものです。
感謝は要求するものではなく、「感謝されるよう日頃から心がけろ」という話と同じ論理です。
要は、サービス提供者が顧客に感謝を要求した時点で、社会的に圧殺される対象になることと同じ意味です。
国語力がないと、ここまでが一連の意味として理解できません。
SNSは国語の出来ないバカばかり
こういう国語力を基本的に欠く屁理屈がネットにはあまりにも多すぎます。
バカである9割以上のみなさんはSNSを積極的に利用しないほうがいいでしょう。
バカは情報の渦に巻き込まれて、誰かの受け売りをするようになるだけです。
それで金儲けをしている人も、やはり誰かの受け売りをしているだけであり、SNSは情報が急速に劣化する構造になっています。
距離を取ってよく考えてみましょう。
つまらない人間が価値あると勘違いして群れるだけの哀れな装置、それがSNSです。