忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

レッテル貼りで無関係者を巻き込むアホ。

レッテル貼りで巻き込むアホ

SNSで他人を批判する際に、「〇〇なやつはバカ」みたいにレッテル貼りで関係ない他人を巻き込むアホがいます。

個人特定をして言うと誹謗中傷認定される恐れがあるので、それを避けるためにそういう言い方になるのか、あるいは拡散が目的で、被害者を増やす形で主張するのか、いずれにしても、言われた側からすれば物凄く気分が悪い話です。

そもそも、こういう連中は大抵の場合で、ごく個人的な過去の体験を思い出してレッテル貼りしているだけです。

 

個人の例で全体が不利益を喰う時代

news.livedoor.com

先日、児童がうずらの卵で死んだ事件ですが、だからといって醤油をガブ飲みにして死ぬ子どもが一人でも出たら、醤油を禁止にするのでしょうか。

個人や内輪の話と、集団や社会の話は冷静に分けて考えるべきです。

例えば、いじめ問題でも、「社会でいじめは無くならないから対処しなくていい」みたいに、しょうもない論理を出して広める頭の悪い大人が目立ちすぎています。

また、五輪代表問題でも、「喫煙くらい許せ」と言う大人がやたら多いのも同様で、一つ許せばすべて許すことになることが、いい歳こいてもわからないわけです。

さらに、事件で犯人報道がされたときに、「死刑にしろ」「厳罰化しろ」「市中引き廻しの刑にしろ」と、どの口でほざき散らかしているのか理解に苦しむ、とても世間にお出しできないようなみっともないバカを、SNSでは本当によく見かけます。

このように、個人の不愉快な感情を示すための端的なレッテル貼りで、場合によっては相手をやり込めたり封殺することで、その場だけ気分が良くなるかもしれませんが、結果として集団が不利益を被るという点で、見事に自爆しています。

自分の首を絞めてでも、「ざまあみろ」という形でレッテル貼りをすることで無数の人々を動員し、他人を陥れたいという日本人が非常に多いのが原因でしょう。

 

たまたま近くにそういうやつがいただけの話が99.99

例えばどうしても許せないやつがいたときに、そいつの属性や趣味を思い出して、それを叩くみたいなことをSNS民はやりがちです。

たまたま、客に汚いやつがいたから、「おっさんって全てキモい」みたいに言う風俗嬢みたいなもので、そもそも自分の顧客から金をせしめてもらっているくせして、どの口が偉そうにという話です。

要するに、物を言える立場ではありません。

言える立場じゃないからこそ、わからない形でそう主張するわけです。

また、仮に本人が傾向としてそのように見出したものでも、99.99%の人がおそらく類似例を10人も確認していないでしょう。

客観的ないし科学的根拠がない話なので、無視していい内容というわけです。

それでも言いたいなら、自分の経験や体験なら個人名や特定情報を伏せる形でそう言えばいいだけですが、そんな事もできない頭の悪い人だと公言しているようなものです。

 

アホにアホと言ってやる必要

みなさんはこういうアホを見かけたら、アホだとレッテルを貼って追い詰めてあげましょう。

というのも、アホは被害を増やすだけで、ろくなことをしません。

攻撃しても、たかだかそいつの偽りの利益が潰れるくらいなので、クソにはクソと言ってあげましょう。