忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

危険思想の見分け方と対処法

危険思想の特徴① 「すべての」、「必ず」、「絶対」を使っている

人間でも社会でも、100%ということはありえません。

ウソが明白ということです。

前提からウソなので、この言葉が出た話に付き合うのは時間の無駄です。

気になるなら、極端な反例を出しつつ「それは何%か」と聞いてみれば良いです。

 

危険思想の特徴② 敵を作る二分論をかざす

敵を作ることで味方を団結させる方法です。

分かりやすくそうしていなくても、「〇〇なやつはダメ」みたいなものでも同様です。

ヒトラーユダヤ人を敵視し、スターリンが富豪を敵視し、ポルポトがインテリを敵視したように、ということです。

属性で判断するのではなく、誹謗中傷に注意しながら個人や特定の団体のみを攻撃しましょう。(真っ当な批判ならば合法です)

 

危険思想の特徴③ 理想論やポエムばかりである

要するに、感情を訴えかける方法を使います。

恐怖や不安を煽る方法も同様です。

たいていの場合で、確認が困難な話を使います。

そして、たいていは、少し遠くにいる少数派を悪者にします。

「架空の三段論法」=「架空の危機」「架空の悪者」「架空のヒーロー」を作り上げ、伝え続けることによる刷り込みをします。

つまり、多くの人の間で、「わかりやすい悪者とヒーロー」という構図が浸透した場合、事実より感情が優先された場合、架空の危機が国民の間で作り上げられてしまいます。

そして、声の大きな意見だけを拡散して、それを信じさせるような方法です。

しかし、結局のところ、ユダヤ人がドイツ人の富を簒奪している事実も、富豪が搾取していた事実も、インテリが国民を苦しめていた事実も、どこにもなかったのです。

つまり、これらに対処するには簡単で、まず事実を調べて確認して、その上で対処すれば良いだけです。

たとえば、日本人でもユダヤ人でも良い人もいれば悪い人もいます。

十把一絡に語るのはおかしいというのは、少し考えれば誰にでもわかることです。

そして、事実が周知されたときに、ヒトラーポルポトスターリンが惨めな最期を送ったのは言うまでもないことです。

 

危険思想の対処法 3原則

・カウンター

危険思想の連中は、言いがかりやデマが得意です。

キッパリと否定してあげましょう。

堂々と「デマを流すな」「〇〇というデマを流すお前こそバカ」と言うのが良いです。

 

・反証となる事実の提示

危険思想の連中は、印象論ばかりで事実確認をしていません。

なので、「このような事実がある」と冷静に淡々と事実提示をすると、いかに無知で恥ずかしい人物であるかが、事実の数ほど証明されていきます。

 

・感情戦には乗らない

危険人物の連中は、感情のフックが得意です。

「すべての人の幸福を願う」と言ってきたら、「あなたは、本当にすべての人の幸福を叶えることが、現実に可能だとお思いですか?」と諭しましょう。

しっかり言えば、こちらの頭の良さを周知させることも出来ます。

 

結論 冷静に事実で対処

情報は鵜呑みにせず、冷静に調べて対処しましょう。

生成AIの話でも同じですが、最近だと便利だなんだかんだと、ネットSNSで広告が喧しいです。

一方で、連中は権利侵害のことについては、知らぬ存ぜずうわの空です。

しかし、EUで違法になった経緯など、事実を調べれば今後の未来は暗いことがよく分かります。