忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

戦士と兵士の違い。

兵士は集団戦なので機動力が大事

たとえば、兵士はランニングが基礎トレーニングになります。

自衛隊なんかが典型ですが、陸自だと30キロ移動訓練があります。

しかし、重火器の扱いは訓練するものの、実戦の戦闘訓練はありません。

また、兵士は相互監視でお互いがおかしなことをしないように見張ります。

こういうものが、兵士を育成する集団教育です。

早い話が、義務教育みたいな集団教育は「兵士養成学校」としてはシステムとして優れています。

兵士は、戦いでは前線まですぐに移動して戦い、大量に死んでもらう役割なので、真でも戦力的に影響がないひ弱で小柄な人が好まれます。

逆に言えば、こういう人ほど学校教育に向いているということでもあります。

 

戦士はデカくて強いやつでないと勤まらない

一方で、私みたいに生まれつき身体がデカかったり、ガタイが良い、身長が高い人たちは戦士として採用されます。

たとえば、戦国時代では侍大将だったり総大将など、後方で指揮を取りながらも、いざというときは乗馬して一騎当千というような人たちです。

こういう人は、単体としての指揮力や攻撃力が重要になりますので、頭が良いことに加えて、力がなければ務まりません。

なので、兵士とはまったく別の訓練をします。

ひたすら力を蓄えるために、筋肉を作ったり、そのための食事量も人の何倍も多かったりします。

また、勉学も重要で、兵法だったり、戦略を考え実践する立ち位置にいるのです。

しかし、戦士に向くのは全体の1割程度ですので、これ以外の人は兵士になるしかありません。